5日から前線の通過で大雨との予報だったので、その前の4日の内に屋敷内の田んぼの田植えを行った。
ここはいつもWさんの歩行式の田植機を借りて植えている。4アールしかないので1時間ちょっとで終わる。
除草剤は「月光」というやつである。この田んぼは除草剤がなくてもヒエなどほとんど生えなかったのだが、最近稲が負けるぐらい酷いところが出てきたので今年は規定通りしっかり除草剤を撒くことにした。量は4アールなので1キロである。
この田んぼは生活排水と池の水が頼りなので十分に水を確保するのにいつも苦労しているが、今年は田植え後3日間も雨が降って大水になった。除草剤は水に溶け出してこそ効果を発揮するみたいで、しっかり水がかからないところはヒエが出てくる。昨年は十分潅水できなかったのでヒエだらけになった。
噴霧機は有機一発を撒いたときの動噴である。放出口を切り替えるだけで除草剤を撒くときにも使える。
本来ならば、米作りも無肥料とは行かなくてもせめて無農薬で行いたいが、農協を通して販売しているので規定通りに作らないと販売できない。それでも以前の慣行栽培に比べると使用量は大分減っている。
当方は、育苗に弁当肥とパダン、肥料は有機一発、除草剤は月光、それ以外は使っていない。あと、ラジコンヘリによるカメムシ防除がある。JAは減々栽培と言っているが。
農家にとっては、ヒエだらけの被害があったり収量が減ったりすれば、死活問題だから致し方ないかと思うが。
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