ホーム

古希を過ぎた五反百姓がブログに挑戦

定年後、五反の米作りと約50坪の畑の野菜作りをやってきた五反百姓が感じた問題点は
農作物作りは一年周期だが、一年経つと昨年はどうだったかすっかり忘れてしまう。
雑草と害虫の対策に十分時間をかけるのが面倒くさい。
である。その結果、毎年同じ失敗を繰り返し、畑は草だらけになってしまう。

これらを解決するために、まず、五年日記や十年日記を利用して栽培日誌でもつけたらどうかななどと考えていたときに見たYouTube動画「畑は小さな大自然!そーやん」の「雑草の根を抜いてはいけない3つの理由」がこのブログに挑戦するきっかけになった。さらに彼の他の動画には雑草の役割や生かし方が詳しく説明されており、どれも納得できた。特にウクライナアメリカのプレーンに肥沃な黒土の穀倉地帯ができた理由には目からウロコだった。そして、雑草を生かした彼の栽培方法を参考に挑戦しその記録をブログに立ち上げれば、訪問者にも参考になって一石二鳥ではと考えた。

雑草を生かすおおまかな要点は

○いわゆる草むしりをしない。草は地上部だけを刈って根は土中にそのまま残す。
○刈り取った雑草はマルチを兼ねて畝の上に載せておく。
○耕起は一切しない。

根が土をほぐし、土中で枯れた跡には隙間ができるから耕起しなくても土壌が団粒化する、畝の上の刈り草はマルチになり、枯れれば醗酵して肥料になる、という具合である。生来怠け者で資材も手間もかけたくない自分にはピッタリである。もちろん肥沃な土壌になるには何年もかかるが、今始めなければ永遠にできない。初めは追肥も必要だろうが挑戦する価値はある。

実際、何年も草刈りをしている地先の土手があるが、施工時は固くバンバンしていた法面は、現在土がほぐれて崩れやすくなっており色も黒い。リンゴの木村秋則氏の本にも同じような事が書いてあった。さてどうなるか。うまくいけば、刈り払い機以外、管理機肥料農薬も要らなくなるのだが?

過去20年以上草刈りしてきた地先の市道の法面である.表土はぼろぼろで崩れやすく、色は黒い.工事直後の固い黄土色の土の面影は今はない。理想的な畑になっている。

ブログの立ち上げ方なかなか理解できなくて、ここまで1ヶ月以上もかかってしまった。まだ理解していないことがたくさんあるが、もう農作業が始まっているのでとりあえず見切り発車である。投稿しながら勉強し不備なところは修正していきたい。(令和3年3月)

晴耕雨読、トキドキ趣味

タイトルとURLをコピーしました