中干しのための難行苦行、溝切り作業をしました。

米作り
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株の無効分げつを抑えて、その分の栄養を良い茎へ集約させるための中干しを行う。また、この中干しで土中へ酸素が供給され根を健全にすることができる。さらに、この中干しの効果により、倒伏の防止や品質の向上へとつながる。
この中干しを効果的にするための溝切り作業を行った。
残念ながら我が家の溝切り機は歩行用である。水を少なめにした田んぼの中を12列~15列ごとに5往復した。たった5反の田んぼではあるが、溝切り機を歩行器のようにハンドルを持ちながら歩いたがとても難行苦行である。徳川家康は「人生は重きの荷物を持って坂道を登るが如し」と言ったそうだが、歩行用の溝切り機で田んぼを歩くのも正にその通りだ。
何町歩も田んぼを持っているところはもちろん乗用の溝切り機を使っているが。

125メートル、足を取られながらこの泥田の中を溝切り機と共に歩く。

今年は特に水が少なかったので泥が重かった。

休み休みの作業でたっぷり2時間かかった。以前は一気に1時間ぐらいで終えたが、後期高齢者の今は年齢には勝てない。無理をしないがモットーである。

昨年は26日に溝切り作業を行っている。今年はもっと早めに行うつもりだったが、溝切り機のキャブレターのダイヤフラムが劣化し燃料が行かなくなりその修理で今日になってしまった。農機も人間もポンコツになっているからなあ。

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