米作りの準備でまずは種モミの浸潤~。

米作り
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年のせいか年々冬の寒さが体に堪えるようになった。春が待ち遠しくなる気持ちもだんだん強くなる。温い春はとても嬉しい。
今日で弥生3月も終わり、陽気は4月中旬とか。4月は暖春?らしい。とにかく嬉しい。

去る3月27日に5反歩分のコシヒカリの種モミ4キロ×4袋を水に浸した。
物置になっていたビニールハウス内も雑草を取り整地してきれいにした。

 

ここに100箱の苗箱が並ぶ。

次は屋敷内の田んぼの江普請を行った。冬の間、U字溝内は泥が堆積し、現在はセリが繁茂している。

畦はつぶれて田んぼの方にせり出している。以前ここは絶好の苗代だったのだが。

江がきれいになった。田んぼのアゼ側はアゼ用泥を作るためトラクターで耕起した。

 最後はアゼ塗り。ここ数年アゼ塗りを行っていなかったので、水漏れはするわ、ネズミ穴はできるわ、踏みつぶれて低くなるわで限界に来ていた。
まず、アゼ切りだが、張ったヒモに沿って備中クワで1回ずつ切っていく。たかが50メートルそこそこ、これが、老いた身にはとても堪えるのだ。
そして泥を上げてのアゼ塗り。これでさらに疲れる。休み休み作業して1日に少しずつしかできないから3日もかかった。親の時代には、その頃は1反歩の田んぼ10枚以上のアゼ塗りをしていた。アゼ塗りの日はモチをついていた。朝から晩まで何日もアゼ塗りをしていた。本当に頭が下がる。その苦労が今になってわかる。

3日もかかってやっと終わってこの出来具合。親父のアゼ塗りはずっときれいだった。

今年のアゼ塗りはL字だけで後は来年。

予報ではここ1週間ほどは雨が降らないようだから、このままアゼが乾いてくれれば最高だ。泥が柔らかいままで雨に打たれるとアゼが流れてしまうから、今年はツイている。
念願のアゼ塗りもできて、このあと当分は種まきに専念。

今後の予定は、種モミを風呂に入れるのは4月8日と9日。
そして、10日と11日に乾燥して、種まきは12日となる。
例年だと、カベタは4月28日、代かきは5月2日、田植えは7日なので、今年もその予定。

 

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