前日に動噴で有機一発肥料を散布した。1袋20キロをタンクに投入して畦から田んぼに向かって散布しながら歩くのだが、老体にはとてもキツい。正に、人生は20キロの荷物を背負って細いあぜ道を歩くがごとし、である。
5反、50アール分の10袋、つまり10回!も歩いた。
もちろん、5反田んぼ全体に均一に噴霧しなければならないので、初めての時は田の中に入って歩いたが、泥の中で倒れそうになり、とても無理だった。それからずっと畦の上から田に向かって散布している。風に乗せて田んぼの真ん中にも届くようにしているのだが、今日は西風が強かったので風に乗って良く飛んで良かった。寒かったけれど。
2時間近くかかった。燃料はちょうど1タンク分だった。
先に、朝6時前から屋敷内の田んぼの代かきをした。何しろ昼前には代かきを終えたいのでアサモハヨカラ頑張った。ここは浄化槽の排水が流れ込むので、一発肥料は下の方の田んぼだけ振った。
まず、下の田んぼ。
次に、上の田んぼ。ここは肥料を振らない。ここは深くてトラクターの反転を田んぼの中で行うと、益々深くなるので、反転なしで一方向にトラクターを走らせて耕起をしていた。そうしたら土が後ろの方にだんだん寄ってきた。その片寄りが酷くなってきたので、今年は反対方向にトラクターを走らせた。
引き続いて、五反田の方の代かきを8時前から行った。走行は2速で、ロータリーは高速にしたので14往復で11時過ぎには終了した。
ほとんどトラクターの運転席に座っているだけなので、冷たい風で体が冷えた。上空に寒気が来ているそうだ。雷注意報の地域もあるらしい。
今どき皆さんのほとんどはキャビン付きのトラクターになっている。5反では大赤字になるのでそういうわけにはいかない。
燃料は追加なしの1タンクで済んだ。代かきを何回も丁寧に行う人もいるが、当方は1回だけにしている。少し荒い方が良いという説もあるので、そちらの説を取り入れている。特に問題はないようだ。
後は泥を落ち着かせて田植えの日を待つだけだ。一応、5月7日を予定しているが、予報では雨模様?
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